日本ミシュランタイヤ、
国内市販用タイヤの価格引き上げについて
「すべてを持続可能に」を企業ビジョンとするミシュランの日本法人である日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:須藤 元、以下ミシュラン)は、ミシュランおよびBFグッドリッチブランドの国内市販用乗用車および二輪車タイヤのメーカー出荷価格を改定します。
弊社では、生産性の向上と、販売や物流におけるコスト削減に努めてまいりました。
しかしながら、依然原材料費や原油価格をはじめとするその他エネルギー価格の上昇が製造費および輸送費等に大きな影響を与えています。それに対し自社の企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況と判断し、今回の価格改定を決定しました。
対象商品と値上げ時期、および値上げ率は下記の通りです。
■対象商品:国内市販用タイヤ
- 乗用車・ライトトラックタイヤ(夏・冬)
- 二輪タイヤ
- クラシックタイヤ
- チューブ・フラップ
■値上げ時期:2023年5月1日(月)
■値上げ率: 4~7% (各タイヤカテゴリー平均)※商品により改定率が異なります
最後まで続く性能を目指して、「Performance Made to Last」
車と路面の唯一の接点であるタイヤには、たくさんの性能が求められます。その一つに、摩耗が進んでもタイヤに求められるすべての性能を装着初期から長期にわたり安定して発揮させる性能があります。それは、より高い安全性と経済性に貢献し、人々のモビリティライフを充実させ、日々の生活をより豊かにすることに繋がります。さらに、安全性と経済性に優れたタイヤは、安心して摩耗末期まで使用することができ、消費されるタイヤをより少なくすることを可能にします。タイヤ製造に必要な原材料使用量や廃棄タイヤの抑制にもつながり、環境負荷の少ないサステナブルなタイヤを実現します。ミシュランは最後まで続く性能を目指して、「Performance Made to Last」という思想のもとタイヤを開発しています。