日本ミシュランタイヤ、タイヤラベル見直しにより
ラベル関連プラスチックと紙の年間使用量を43％削減
2022-12-1
「すべてを持続可能に」を企業ビジョンとするミシュランの日本法人である日本ミシュランタイヤ株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社⻑：須藤 元、以下「ミシュラン」）は、地球規模で深刻化する環境問題に対し、使い捨てプラスチックと紙の使用を削減し、環境保全に貢献する取り組みを推進しています。
その一環として、2023年1月から順次、タイヤの仕様や性能を表示するタイヤラベルのサイズを最大47％縮小し、現行の45種類から2種類（ミシュランとBFGブランド各1種類）に統一します。また、日本のタイヤラベルの貼付作業を日本国内からタイヤ出荷国へ大幅に移管することにより、これまで日本国内で使用されずに廃棄していたラベルの発生を抑えます。これらにより、ラベル関連のプラスチックと紙の年間使用量を全体で43％削減することを目指します。
グローバルに脱炭素への取り組みを進めているミシュランは、国内でも省燃費タイヤなど環境対応型製品の市場投入を推進、トラック・バス用タイヤにおいても“4R”の推進などにより、環境負荷を低減する活動を行ってきました。2020年からは、社員一人ひとりが貢献できる環境保全活動として、社内の使い捨てプラスチックの使用を控える取り組みを進めています。
日本ミシュランタイヤ株式会社 代表取締役社長 須藤元は、以下のように述べています。
「ミシュランはグローバルに連携し、省資源に貢献するとともに、物流の効率化も推進しています。2023年からのミシュランのタイヤラベル見直しは、SDGsの17の目標のうちの12、『つくる責任 つかう責任』の取り組みの一つです」
現行のミシュランのタイヤラベル例
2023年から展開するミシュランのタイヤラベル例