日本ミシュランタイヤ、ミシュランガイド奈良を発表! 二つ星4軒、一つ星18軒、ビブグルマン22軒を含む 計101軒を本日公開
~エリア初となるミシュラングリーンスターには5軒が選出~
日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:須藤 元/すどう げん、以下「ミシュラン」)は、厳選した飲食店・レストランを紹介する 『ミシュランガイド奈良2022特別版』の発売に先駆け、本日、奈良県の全セレクションを発表します。発表は新型コロナウィルス感染防止の観点から、限られた関係者と報道関係者のみの対面形式で行われます。一般公開は、16時から見どころの発表動画をYouTubeでプレミア公開し、同時に奈良県の全セレクションをミシュランガイド公式ウェブサイトに掲載します。書籍は5月19日(木)に発売となります。
『ミシュランガイド奈良2022特別版』は2016年にウェブで発表して以来、6年ぶりの発表です。ミシュランガイドの匿名調査員が2019年秋ごろから本格的に全県をくまなく再調査し、厳選した101軒の飲食店・レストランを紹介します。このうち、二つ星は4軒、一つ星は18軒、ビブグルマンは22軒あり、奈良県のミシュランガイドには初めて登場する、持続可能な美食を提供する飲食店・レストランを紹介するミシュラングリーンスターには、5軒が選出されました。
『ミシュランガイド奈良2022特別版』の主なセレクション
日本ミシュランタイヤ株式会社 代表取締役社長 須藤 元は次のように述べています。
「ホスピタリティ業界の皆様のご尽力のおかげで、2年以上続くコロナ禍においてもミシュランの調査員は予定通りの調査を完了し、『ミシュランガイド奈良2022特別版』を発表することができました。およそ120年前に、ドライバーに安心・安全・快適に遠出をしてもらうために発刊したミシュランガイドは時代とともに進化を続けています。よりタイムリーに、より身近で使いやすく、よりグローバルな情報をお届けするために、デジタルでの情報発信を強化しています。また、サステナブルガストロノミーに注力する飲食店・レストランを紹介し、持続可能な美食もご提案しています。県内外の皆様に、奈良県の旅と食事の喜びをお届けします」
ミシュランガイド・インターナショナルディレクターのグウェンダル・プレネックは次のように述べています。
「調査員は奈良県内のフィールドワークを通し、数多くの新旧の食文化に出会いました。奈良県は長い歴史の中で育まれた大和野菜や大和牛、大和肉鶏、ヤマトポークなど食材の宝庫です。自ら食材を畑で育てる料理人も多く、地産地消の食文化を存分に感じることができます。奈良県を離れ、研鑽を積んだ料理人も地元に帰り活躍しています。奈良県を訪れ、その景色に身を置き、県産食材を腕利きの料理人の手による料理で味わう。世界のフーディーに、奈良県の最新セレクションで素晴らしい体験をしていただきたいと思います」
【奈良県のセレクションのみどころ】
- 二つ星は4軒です。いずれも奈良市で、「アコルドゥ」(イノベーティブ)はフランス料理とモダンスパニッシュを感じる料理。奈良の食材で歴史や風土を伝え、食べ手の想像力を掻き立てます。「御料理 花墻(おりょうりはながき)」(日本料理)は古典を重んじながらも独自の発想も含ませた料理を提供します。「白(つくも)」(日本料理)は京都・ニューヨーク・ロンドンで学んだ料理人らしく、食材の組み合わせに工夫を凝らした料理を提供しています。「奈良 而今(ならにこん)」(日本料理)は京料理を学んだ主人が歳時を取り入れた雅な料理を提供しています。
- 一つ星はイノベーティブ、フランス料理、蕎麦、寿司、中国料理、日本料理の料理カテゴリーから18軒です。中でも奈良市の「中國菜 奈良町 枸杞(ちゅうごくさいならまちくこ)」(中国料理)はミシュラングリーンスターでもあり、大和伝統野菜や中国野菜を無農薬で栽培しています。環境にも配慮し、里山を維持する活動にも尽力しています。
- ビブグルマンはインド料理、うどん、うなぎ、串揚げ、ピッツァ、ラーメン、焼鳥、洋食などもセレクションに入り、22軒です。香芝市の「ピッツェリア トラットリア マガジーノ」(ピッツァ)は自家栽培の無農薬野菜が主役のピッツェリア。野菜の端材や薪の灰は天然肥料として活用します。
- ミシュラングリーンスターは5軒です。田原本町の「蔵元料理 マルト醤油」(日本料理)は醤油蔵元による醤油が主役のレストラン。農地の持続性、原材料から作ることで地元民の生活の持続性、製法の持続性を考え、廃棄するものがない醤油づくりを実践しています。レストランで提供する野菜も天然肥料で育てています。奈良市の「粟 ならまち店」、「清澄の里 粟」(日本料理)は奈良の食材を広く伝えるため、大和伝統野菜を献立の中心に据えています。野菜は自社農園で料理長やスタッフが無農薬で育てたもの。調理で出た端材はヤギのエサとなり、フードロスを出さずに循環させています。大和高田市の「37+1」(イタリア料理)は、環境に配慮した農家の持続性を考え、規格外の野菜を積極的に引き取り食品ロスに貢献しています。さらに未来の食糧難を危惧し、子供たちに食育の授業を行ったり、自然環境と向き合ってほしいと、若者に農業を推進する活動をしています。
- 他にも、桜井市の三輪素麺製造販売会社直営店「てのべ たかだや」(そうめん)や、生駒山の高台にあり市街を見渡せる生駒市の「山岡ピザ」(ピッツァ)、奈良市にありながら、朝採れ野菜を使った料理が味わえる「川波」(日本料理)など、個性豊かな飲食店・レストランが掲載されました。
■一般向けセレクション発表動画およびウェブサイト情報
【MICHELIN Guide Asia YouTubeチャンネル】
※日本語動画(英語字幕入り)
※本日の掲載店発表会の動画も1週間後を目途に同サイトで配信いたします。
ミシュランガイド奈良2022セレクション
みどころ動画公開時間:
2022年5月16日 16:00プレミア配信
アクセス用QRコード:
【ミシュランガイド公式ウェブサイト】
※同ウェブサイトでは世界のミシュランガイドが英語で掲載されており、奈良のセレクションも、日・英2か国語で掲載されます。
アクセス用QRコード:
■書籍販売情報
「ミシュランガイド奈良2022特別版」
※「ミシュランガイド奈良2022特別版」は初版限定の予約販売となります
【タイトル】ミシュランガイド奈良2022特別版
【発売日】 2022年5月19日(木)
【定価】 2,530円 (本体2,300+税10%)
【ISBNコード】978-4-904337-31-8 C2026
【発行】 日本ミシュランタイヤ株式会社
【販売】 日販アイ・ピー・エス
【判型】 A5 変形 日本語・英語合本版
「ミシュランガイド奈良2022特別版」に関するプレスキットフォルダリンク先:
【プレスキット】「ミシュランガイド奈良2022特別版」掲載店発表