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ロバート・パーカー・ワイン・アドボケート、新たにロバート・パーカー・グリーンエンブレム導入で持続可能な取り組みに尽力するワイナリーを認定

2021-7-19

~2021年は24のワイナリーを選定、世界のワイン愛好家に新たな選択肢を提案~

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2019年からミシュラングループ傘下で活動しているロバート・パーカー・ワイン・アドボケート(Robert Parker Wine Advocate)はこのたび、環境に優しいワイン生産に尽力するワイナリーを認定する「ロバート・パーカー・グリーンエンブレム」を導入したことを発表しました。このエンブレムは、ワインバイヤーのウェブサイト「ロバート・パーカー・ワイン・アドボケート」(RobertParker.com)に掲載されます。同時にオーガニック/バイオダイナミック認定を識別する検索機能も追加し、世界のワイン愛好家に新たな選択肢を提案しています。

ミシュラングループは、おすすめの飲食店・レストランを紹介する『ミシュランガイド』でも持続可能なガストロノミーに積極的な飲食店・レストランに光を当てる「ミシュラングリーンスター」を2020年から発表しています。持続可能なワイナリーを示す今回の新たな試みは、ミシュランの「すべてを持続可能に」というビジョンの実現に向けた地球環境への強いコミットメントを示しています。

ロバート・パーカー・グリーンエンブレムと評価について

オーガニック/バイオダイナミック認定※1の要件に関わらず、長期的な環境保護と生物多様性に目を向け、持続可能性に熱心であるワイナリーや生産者に送られるシンボルです。毎年、ロバート・パーカー・ワイン・アドボケートのレビュアーが、ふさわしい候補者を指名し、その候補者を編集グループ全体で研究、議論し、評価が決まります。一旦評価を受けると、ワイナリーの方針変更などによってその認定が取り消されるまで、そのワイナリーのすべてのワインはロバート・パーカー・グリーンエンブレムを保有することとなります。

ロバート・パーカー・グリーンエンブレム評価のワイナリー

ロバート・パーカー・ワイン・アドボケートは、世界最高のワインを紹介し、壮大な土壌とその多様性、並外れた職人や時代を超越した伝統に光を当てることに取り組む10人の経験豊富なレビュアーのグローバルチームで構成されています。リサ・ペロッティ=ブラウン編集長率いるレビュアーチームは、それぞれの割り当てられた地域を深く掘り下げ、ワイナリーを慎重に調査・検討しました。

今回初となる2021年のロバート・パーカー・グリーンエンブレムには、持続可能性を追求する素晴らしい取り組みを実践する24のワイナリー(5大陸で8カ国)が選ばれました。

オーストラリア (2軒): Cullen Wines, Henschke
オーストリア (1軒): Weingut Ernst Triebaumer
フランス (8軒):

Champagne Larmandier-Bernier, Gerard Bertrand,

Domaine Leroy & Domaine d’Auvenay, Domaine Bruno Lorenzon,

Château Pontet-Canet, Louis Roederer,

Felix et Gabin Richoux, Domaine Valentin Zusslin

ドイツ (1軒): Weingut Odinstal
イタリア (3軒): Alois Lageder, Salcheto, Tasca d’Almerita
ニュージーランド (1軒): Millton Vineyards & Winery
南アフリカ (2軒): Reyneke, Sadie Family Wines
スペイン (1軒): Descendientes de J. Palacios
アメリカ (5軒):

The Eyrie Vineyards, Horsepower Vineyards,

Littorai Wines, Ridge Vineyards, Spottswoode Estate

 

ロバート・パーカー・ワイン・アドボケート ニコラ・アシャ最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。

「ロバート・パーカー・ワイン・アドボケートは、環境に配慮したブドウ栽培に対する関心の高まりに応じ、その栽培を実践するワイナリーの情報を消費者が簡単に入手できる方法も模索していました。私たちはロバート・パーカー・グリーンエンブレムを通して、味の豊かさと持続可能なブドウ栽培の両方を実現するワイナリーに光をあてます。ワインの味と品質を損なうことなく、土とブドウのどちらも豊かにできると証明している持続可能なブドウ栽培に献身的なワイナリーの意見交換が容易になってほしいと考えています」

ロバート・パーカー・ワイン・アドボケート リサ・ペロッティ=ブラウン編集長は次のように述べています。

「オーガニック/バイオダイナミック認定及びロバート・パーカー・グリーンエンブレムの評価は、持続可能なワイン生産を重要視する消費者にとって必要な指標で、他のワインセレクションのウェブサイトには存在しないフィルタです。ロバート・パーカー・ワイン・アドボケートのウェブサイトの会員は未来のために地球の豊かな自然環境を維持しようとする志をもって生産された、素晴らしいワインを容易に見つけることができます」

こちら(英語)にて各ワイナリーの取り組みの詳細を掲載しています。

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※1オーガニック/バイオダイナミック認定は国際的に認められた第三者機関に定められたオーガニックあるいはバイオダイナミックワインの規定の方法で栽培、生産されているかを監査し、認定されたワイナリーを示すシンボルです。国によって「オーガニック」という言葉の使用が法的に管理・保護されており、使用規制は様々です。ブドウをオーガニック栽培と宣言するための厳格なルールは生産国とワインの販売場所によって異なり、生産者は生産国内で認められた第三者監査機関による認証を得る必要があります。ブドウ園は無作為に監査され、国家法的ガイドラインの遵守の証明書を3年間継続して取得しなければなりません。また、1924年にルドルフ・シュタイナーによって設立されたバイオダイナミック農法は、従来の農業よりも哲学に基づいたガイドラインに従う農法です。化学物質の排除はもちろん、有機農法の基礎に基づいて栽培され、特別に配合された堆肥とハーブの肥料をブドウ畑の大きさを厳密に計算しながら散布し、収穫の日取りは天体の動きを取り入れながら決定します。

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