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コンパニー・ジェネラル・デ・ゼタブリスマン・ミシュラン 2019年12月31日期末 2019年度期末業績
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コンパニー・ジェネラル・デ・ゼタブリスマン・ミシュラン 2019年12月31日期末 2019年度期末業績

2020-3-6

2019年:セグメント営業利益は30億900万ユーロで、

1億7,900万ユーロ、6.5%の増加(為替レート変動の影響を除外した場合)

純利益は17億3,000万ユーロで、7,000万ユーロの増加

構造的なフリーキャッシュフローは16億1,500万ユーロ

  • 悪化している環境および縮小している市場において、
    • 売上高は買収による増加(6.8%増)に引き上げられて、7.8%増加(為替レート変動の影響を除外した場合)
    • 厳格な舵取りにより、グループの業績が改善
  • セグメント営業利益(為替レート変動の影響を除外した場合)は1億7,900万ユーロ増加し、その内、1億2,700万ユーロは買収によるものです。また、セグメント営業利益率は12.5%と堅調でした。
    • 販売量は市場の状況に沿って1.2%減少
    • 価格ミックスと原材料コストの影響により、3億2,400万ユーロのプラスとなりました。持続的な価格管理のみならず、18インチ以上の乗用車用大口径タイヤの売上成長、特殊製品事業、そしてグループ売上高において直需事業と市販事業がバランスしたことにより、プロダクトミックスが強化されたことに牽引されました。
    • 競争力強化による増益、インフレの影響、および進行中のグループ製造拠点の変革により6,100万ユーロの節減
  • 予定通りに進んでいるフェナーおよびカムソの統合、およびインドネシアのタイヤメーカー マルチストラーダとテレマティクス・プロバイダー マスターノートの買収戦略の持続的な進展
  • EBITDA(償却前営業利益)の成長、および下落している市場に対し生産管理を迅速に対応させたことを反映して、構造的なフリーキャッシュフローは16億1,500万ユーロ
  • 1株当たり3.85ユーロの配当金を提案

CEOのフロラン・メネゴーは以下のように発言しています。「2019年、非常に不安定な環境において、ミシュランは市場シェアを維持し、収益の改善に成功しました。グループにとって特に厳しいこの時期に、社員が素晴らしい取り組みをしたことに、私からの謝意を表したいと思います。こうして堅実に実績を上げたことに加え、タイヤだけでなく水素モビリティやバイオ燃料、ハイテク素材のような分野においてもミシュランは全社を挙げて日々イノベーションを続けています。ミシュランは引き続き環境フットプリントの削減に取り組んでいます。」

  • 今後の見通し

2020年、乗用車・ライトトラック用タイヤ市場は、市販需要は横ばい、直需需要は縮小し続け、年間ではやや落ち込むと予想されます。トラックおよびオフロード用タイヤ市場は、直需事業の急落による影響を受けて軟化が続くと見込まれます。鉱山用市場も若干の在庫調整が行われ縮小すると思われますが、タイヤ消費は持続する見込みです。

この全般に落ち込んでいる市場環境において、ミシュランの2020年目標は以下の通りです。

前年度をやや下回るセグメント営業利益(為替レート変動の影響を除外した場合)および15億ユーロを超えるフリーキャッシュフロー(中国のコロナウィルスの全体的影響を除外した場合)を達成することです。

 

(単位:百万ユーロ) 2019* 2018
(修正再表示)
2018
(報告値)
売上高 24,135   22,028
セグメント営業利益 3,009   2,775
セグメント営業利益率 12.5% 12.6% 12.6%
自動車および関連販売事業1 11.1% 11.4% 11.6%
道路輸送および関連販売事業1 9.3% 9.6% 8.8%
特殊製品および関連販売事業1 18.7% 20.1% 19.6%
その他営業損益 (318)   (225)
営業利益 2,691   2,550
純利益 1,730   1,660
セグメントEBTIDA
(償却前営業利益)
4,763   4,119
資本支出 1,801   1,669
純債務4 5,184 4,056 3,719
負債比率4 39% 33% 31%
従業員給付債務4 3,873 3,858 3,850
フリーキャッシュフロー2 4 1,142 (1,985) (2,011)
使用総資本利益率(ROCE)5 13.7%   14%
従業員総数3 121,339   117,400
1株当たり利益(EPS) €9.69   €9.30
当年度配当金 €3.85   €3.70

1 カムソ買収およびオフロード事業合併後、セグメントの構成に一部微細な調整を加えています。

2 フリーキャッシュフローは、配当金支払いおよび資金調達取引の考慮前で記載され、営業活動による正味キャッシュから投資活動に使われる正味キャッシュを控除した額(現金管理金融資産および負債担保として提出された金融資産に関わる正味キャッシュフロー調整後)に相当します。

3 期末時点。

4 2018年12月31日期末年度の連結財務状態計算書は、カムソの開始貸借対照表を含んでおらず、カムソの買収価格は仮のれんとして計上されています。2019年上半期にカムソを連結した後、開始貸借対照表を修正再表示しました。

5 のれん、買収した無形資産および持分法適用会社を除いた使用資本利益(税引後)。

* IFRS第16号適用の影響を含んでいます。

 

本リリースの全文訳はページ下部の印刷用PDFでご覧いただけます。

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