search
ミシュランの水素関連事業シンビオ社とドイツのシェフラーグループ、グローバル合弁会社「イノプレート」を設立し、燃料電池用バイポーラプレートの生産を2024年より本格始動
print mail share
close
placeholder-image
west すべての記事
print mail share
close

ミシュランの水素関連事業シンビオ社とドイツのシェフラーグループ、グローバル合弁会社「イノプレート」を設立し、燃料電池用バイポーラプレートの生産を2024年より本格始動

2022-6-24

本リリースは、仏Boulogne-Billancourtで2022年6月7日に発表した英文リリースの抄訳です

2022年6月7日 - ミシュラン(日本法人:日本ミシュランタイヤ株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:須藤 元)とフォルシアの水素関連事業合弁会社であるシンビオ社は、自動車産業分野の世界的リーディングサプライヤーである独シェフラー社と共同で、グローバルなモビリティおよびエネルギーソリューション向けの燃料電池用バイポーラプレート注1の生産拠点をアグノー(フランス、アルザス地方)に設立します。発展途上の水素経済に大きな可能性を見出し、欧州の水素モビリティバリューチェーン強化を目的とした仏独パートナーシップを構築します。
「イノプレート」は、次世代バイポーラプレートの生産を加速し、燃料電池の性能、生産能力、また顧客のコスト競争力強化に包括的に貢献します。合弁会社は必要な認可手続きを経て2022年末までに設立し、フランスで120人以上の雇用を創出する予定です 。

placeholder-image

新会社「イノプレート」は、固体高分子型(PEM)燃料電池市場全体向けの次世代バイポーラプレートの生産を加速。 2030年までに、120人以上を雇用し、年間約5,000万枚の生産を目指す (写真:シェフラー)

次世代バイポーラプレートの生産開始は2024年初頭を予定しています。年間生産能力は400万枚で、2030年までには世界で年間約5,000万枚の生産を目標としています。工場は、最高水準のサステナビリティ基準を取り入れ、ネットゼロエミッションを目指します。

大手自動車OEMから燃料電池システムを受注しているシンビオは、この合弁会社によるバイポーラプレート生産能力向上により安定供給を実現します。すでに 30年以上にわたる燃料電池システムの開発経験を持ち、コンパクト設計のStackPacks® (以下スタックパック)注2を各種提供しています。

シェフラーは自動車および産業機械分野のグローバルリーディングサプライヤーです。精密成形およびプレス技術に関する高い専門知識と、金属製バイポーラプレートの量産技術のノウハウを持っています。シェフラー内では、これらの技術を水素製造用の水電解装置に活用しています。シェフラーの高度な成形技術とコーティングプロセスは、バイポーラプレートの量産化の基盤となります。

注1 バイポーラプレート
燃料電池スタックで発電させるにあたり、燃料となる水素や空気を電極に効率よく導くなどの役割を果たす、スタック内の要素部品

注2 スタックパック
スタックパックは小型商用車、バス、トラック、そして各種電気自動車など様々な車両に幅広く搭載可能なシンビオ社の水素燃料電池システム。ゼロエミッションモビリティに求められる出力と耐久性において、すべての要件を満たすよう性能検証が成され、実装する車両の構造や仕様に適合可能

placeholder-image

金属製のバイポーラプレートは、燃料電池開発の重要な要素 (写真:シェフラー)

 シンビオのCEOであるフィリップ・ロジエ氏は次のように述べています。
「燃料電池の金属製バイポーラプレートは、燃料電池システムにおける戦略的高付加価値コンポーネントです。イノプレートは顧客のプログラムと水素モビリティ市場の取り込みを支える生産能力の確保に貢献すると同時に、システム性能の向上とコスト競争力を加速します。さらに、今回のシンビオの関与は、ヨーロッパにおける技術的および産業的リーダーシップを構築する証となるでしょう」

ミシュランのCEOフロラン・メネゴーは次のように述べています。
「シェフラーとシンビオのこの戦略的な動きは、水素モビリティの発展を加速させるでしょう。シンビオの燃料電池システム能力は強化され、2030年までに世界的リーダーとなることを確信しています。ミシュランでは、ヨーロッパにおける産業のコラボレーションは、技術の最前線で競争力を保つための最善の策であると強く信じています。この仏独連携はそれを完璧に実証しています」

シェフラーのCEOであるクラウス・ローゼンフェルド氏は次のように述べています。
「水素は、将来的にクリーン・モビリティを実現する上で重要な役割を果たします。水素エネルギー社会の確立と持続可能なエネルギー資源への移行を実現できるかは、信頼性の高いサプライチェーンの産業化に大きく依存します。シンビオとの合弁事業は、このアプローチの好例です。ドイツが本社のグローバル企業として、フランスのシンビオと提携し、この分野で仏独協力を促進できることを非常に嬉しく思います。大手燃料電池サプライヤーとのパートナーシップにより、シェフラーの迅速な市場参入を可能にします」

FORVIA(以下フォルヴィア)グループ傘下のフォルシアのCEOであるパトリック・コラー氏は述べています。
「フォルヴィアでは、仏独の大手企業間のコラボレーションが卓越した成果をもたらすための大きな推進力になると確信しています。燃料電池に対する私たちの信念は確固たるものがあり、水素は明日のモビリティの中心的な役割を果たします。シンビオとシェフラーは共に「イノプレート」に相互補完的に両者の知見を投入し、水素モビリティ分野で中心的存在となるでしょう」

【ご掲載時の読者お問い合わせ先】

お客様相談室 Tel:0276-25-4411

【報道関係者お問い合わせ先】

日本ミシュランタイヤ株式会社 広報部 石坂/三輪  Tel:03-6756-8109 Fax:03-5990-5620
ミシュランホームページ:michelin.co.jp/

【発表の内容全体に関するお問い合わせ】

株式会社井之上パブリックリレーションズ ミシュランPR担当 黒崎/横田 

Tel:03-5360-8781  Fax:03-5269-2305  Email:michelin@inoue-pr.com

メディア資料

print mail share
close